6月8日、標記品評会が常設品評会場にて開催され、審査員賞に㈱Ｙ・Ｋ農産（豊田）出品の「あんず」が、未経産牛最高位に多田将平さん（千代田）出品の「すみれ２」が、経産牛最高位に河口智樹さん（東台）出品の「ゆりか」が選ばれ、全体の最高位賞に選ばれた多田さんには優勝旗が贈られました。

　乳牛・馬部門については、頭数不足等により残念ながら開催が見送られましたが、この日は町内から25頭の和牛が出品され、部門毎に発育や体型の良さなどが競われました。出品牛は本番に向けての手入れが行き届き、発育良好で品位に富む牛が多く見受けられました。

　当日は町内外より大変多くの関係者の方々が観覧・応援に駆けつけて下さり、最多8頭が出品された第3部では順位を予想する審査競技も行われました。各部門の審査講評後には、実際に牛を触る時間が設けられ、熱心に確認する関係者の方が多く見受けられました。

　今回の上位入賞牛は、「第52回十勝総合畜産共進会」（7月13日（木）～14日（金）開催予定）への出品を予定しております。栄養度（肉付き）や立ち姿など、今回の課題を改善すべく調教が進められ、十勝共進会での健闘、更には9月に開催予定の北海道共進会にて上位入賞を目指した管理が行われます。

　当ＪＡを代表し出品される皆様におかれましては、調教等大変と存じますが宜しくお願いいたします。

　また、組合員の皆様は是非、会場へ足を運んでいただき応援下さいますよう、宜しくお願いいたします。

品評会は単に優劣を競うだけでなく、技術を磨き仲間意識を高める場でもあります。今後も共進会活動を通じ、池田町の更なる家畜改良と産地PRを推進して参ります。