てん菜

 砂糖の原料と言えば「さとうきび」……と思われる方が多いかもしれませんが、北海道で作られている「てん菜」も、国産砂糖原料の大きな割合を占めています。
 見た目はかぶや大根にそっくりですが、実はほうれん草の仲間。寒冷な気候を好む作物で、北海道農業では主力農産物のひとつです。池田町でも秋の寒さに負けず、どの作物よりも長い間、青々とした葉を残しています。

豆知識

 てん菜は、かぶのような根の部分を砂糖の原料とする他、搾りかすは牛の餌に加工したり、葉の部分は緑肥にして畑にすき込んだりと、余すところがありません。

てん菜生産者 丸山 光さん

 「舌に甘い」と書いて甜菜(てんさい)。
 上白糖などご家庭で使われる砂糖としてはもちろん、お菓子や飲料類にもてん菜由来のお砂糖が使用されています。
 北の大地で育った優しい甘みを、ぜひご堪能ください。

5月 ビニールハウスで育てた苗を植えていきます。
機械に苗をセットする作業は、見た目以上のスピード感が求められます。
畑に直接種を播く、「直播」方式の栽培も増えてきました。
青々とした葉を広げるてん菜。
11月 かぶのように丸々太った根を収穫します。